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2007年9月

2007年9月 2日

土屋鞄製造所オイルヌメトートL

昨夜は,荷物の増量に耐えかねて(なんせ,持ってしばらく歩いたら吐き気がしてきた)父上を呼び出してしまいました.到着した夜の富山駅は,浴衣の人はいるわ,袴の人はいるわえらい騒ぎ.挙げ句に,富山駅の癖にまだお土産物屋が開いている.

......おわらか!!恐るべし,おわら.高校の時運動会で踊らされたけど,町流しは観たことないぞおわら.

まあ,そんな騒ぎを横に疲れて帰ってきた部屋には大きな箱がありました.はて?

ダンボールです.一抱えほどあります.そんなに重くはありません.

箱の中からまた箱が.

黒い蓋付きの箱.

開けてみると,

うわー,これは頼んでいた土屋鞄のオイルヌメ トートLじゃありませんか.本当は今回の出張に間に合って欲しかったバッグ!一足違いで入れ違いになってしまったバッグ!

できたてだからか,革の香りがプンとします.色は焦げ茶.写真は暗く見えますが赤みが入っています.ごっついA4ファイルが入るよう幅広めの物を探しました.底には鋲が5つうってあります.

もちろん,自立します.

内ポケットは,両側に付いています.

片面は,W140mm×H100mm+W70×H100mm(外側.中に入る物はひとまわり小さくなる.以下,同様).幅が広い方には名刺サイズのポケットがまた付いています.すぐ出したいカードを入れておくんでしょうか?幅の狭い方は20mmのマチが付いておりますので,携帯用でしょう.まあ,私は携帯はたいてい腰に吊ってますが.

もう一方の側のポケットは,W170×H110mmですが,口は150mmほど.片側のしかも上だけマチが付いているというちょっと変わった造りをしています.

カブセが付いており,磁石で留めるようになっています.中身が見えなくて良いですが,磁気カードの出し入れには注意.カブセにもジッパーが付いています.メインのポケットが2つに分けられていて,このクチから薄い物が入れられます.

側面のポケットは,両側に付いています.W110×H120ほど.10mmのマチ有り.

では,普段持ち歩いている物を入れてみましょう.写真の関係で大きさが分かり難いですが,左下の灰色の物がA4サイズ資料です.

常時携帯品......本(今回はA5サイズ.左上のカバーが掛かった物),眼鏡(ちなみに,普段まったく掛けないので,持ち歩く必要があるのか甚だ疑問),サングラス,電子辞書,カンペン,手帳(なぜか2冊.ちなみに,スケジュールは全く書いていない),Zaurus,名刺入れ,財布,カード入れ,お守り,目薬,はなかみ,ウェットティッシュ.

今回たまたま......A4資料(全部合わせて厚さ2cmほど),日経サイエンス,単4乾電池×6

余裕ですわ.A4が楽々入ります.ファイリングすると,ガワがひとまわり大きいものですが,この分だと,ファイリング資料も行けますね.ドッチファイル(キングジム登録商標.一般名詞なんて言うのか知らん)も幅がそんなに広くない物は行けると思います.

側面のポケットにはカンペンを刺してみました.実はこのペンケース,サンリオのキャラクター物だったりします(ニワトリが気に入ってた).©1986 SANRIO CO.,LTD.と書いてあるのにこないだ気がついて気が遠くなりました.今年何年?もう,輪ゴムがないと口が開いてしまう状態なので,渋い筆入れに替えたいと思っているところ.

カブセの説明,分かり難かったと思いますが,手帳などを立てて入れられます.今回は,手帳2冊と名刺入れ,カードケースを入れてみた.増え続けるカードにはいつも悩まされます.今回入れたカードケースももはや厚みが15mmほど.

と,ここまで来て,外側側面に小さなポケットを発見.これ,何を入れることを想定して入るんだろう.......さし?

反対側の側面ポケット.見た瞬間からピッタリなんじゃないかと思ってたんですが,やっぱりリナザウにジャストフィット.しかし,リナザウなだけにこんな外側の無防備な場所に突っ込んでいいのかとも悩む.ちなみに,リナザウになぜカバーを掛けていないかというと,手が小さいのでカバーを掛けると掴めそうにないという切実な理由があるためです.

それで思い出しました.電子辞書はEX-Word XD-LP-9300なのですが,オフィシャルケースを買ったら,でかくて非常に後悔しました.でかいわけはイヤホン収納部があるせいですが,音声なんて思いついた時しか使わないんですね,結局.あると便利は便利だけど,外で発音を聞く事なんて滅多にない.

もちろん,MURAMASA君も入ります(真ん中の黒いのが革ケースに入ったMURAMASA).

ハンドルは,肩に掛けると肩胛骨当たりにバッグが落ち着く絶妙な長さ.

いやあ,いままでA4の物があると買い物袋という選択肢しか無かったので,大変満足度が高いです.

ただ,一つ難点は,こういうかっちりしたバッグは出張に持って行くことが困難である点です.旅行荷物は一つに限るというのが信条なので.まあ,1泊ぐらいならこのカバンににぶっ込んでも行けるでしょうが.どこかにペッタンとなって,仕事にも耐えるA4カバンは無いものか.

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| 雑記 |

2007年9月 7日

ゆうちゃん

早稲田に通りかかった.

Iさん
(突然)ゆうちゃんちゃ何学部け.
Sousui
ゆうちゃんて誰ですか.
Iさん
あんたに聞いた俺がバカだった.

思いついた「ゆうちゃん」は石原裕次郎だったのですが,たぶん違うだろう.

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| 雑記 > よく分からない会話集 |

アパホテル東京板橋

今回の用務地は山手線でいう西側の方.いつもは神田に泊まるけど,今回,迷った末にアパホテル東京板橋に初めて泊まってみました.

富山から東京に来る人は「板橋」で泊まるということはあまり思いつかないだろうけど,埼京線で池袋から一駅だし,当たり前ですが首都圏フリー切符の圏内なので,悪くないところだと思います.板橋で泊まるなら大宮で降りて埼京線に乗った方がさっさとホテルに荷物を置けて便利です.

さて,アパホテル東京板橋ですが,板橋駅に本当に近いです.どれほど近いかと言えば,建物が駅から見えます.あてがわれた部屋の窓から下を窺うと,ホームの様子が丸見えでした.裏を返すと,電車の音がいちいち聞こえます.東京は終電が遅いので,寝るのが早くて音が気になる人にはお勧めできません.

部屋はきれいです.広さもシングルとしては十分でしょう.ベッドも悪くありません.風呂のお湯も出が良くてすぐ張れます.全部屋有線LANで,100Mbpsです.ケーブルが机のところにあるので指せばいいだけ,自分でLANケーブルを持ち歩く必要はありません.1階のロビーでは無線LANが使えます.HOT SPOT,FREE SPOT両方あります.部屋備え付けの小型冷蔵庫は大変強力で,ペットボトルを放り込んでおくと鬼のように冷えます.各階にズボンプレッサーが置いてあるので,使ったら返しましょう.

難点は,部屋の灯りが少ないことです.ホテルでじっくりお仕事という向きには合いません.逆に寝るだけの人は良いでしょう.

フロントスタッフも丁寧でした.

少し寂しい通りにありますが,1本となりの道にはコンビニやCoCo壱番館,マクドナルドなどがあります.

ただ,誤算は,台風直撃で埼京線が乱れまくって池袋に出るのにえらい時間が食ったこと(ホテルのせいじゃない).

池袋に着いてみたら,「埼京線は概ね15分程度の遅れで運行しております」という放送が掛かってたんですが,その15分遅れで来る電車がすし詰めで乗れんちゅうに!(ホームに人が取り残されていく)

それでも遅延証明15分になるのかね.通勤の人可哀相.

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| 旅行記 |

2007年9月 9日

FRIXION ball(パイロット株式会社)

どうもこの頃,時間に追われ,どうにも手帳という物が必要になった.手帳といっても,私の場合は,「スケジュール帳」の比重が高く,メモ欄はさほど要らない.

こんな時期に突然思いたち,すぐに使いたいために,9月始まりの手帳という種類の少ない物から探さざるを得ず,納得しないながらLACONIC WORK 210148という9月~翌12月の16ヶ月手帳を買った.16ヶ月後には1月始まりの種類豊富な手帳から選べるだろうという気の長い事を考えている.

書き込み始めてすぐに困った.

スケジュール帳なので,いろんな場所から書く.したがって,鉛筆だと擦れてしまうだろうとボールペンで書いたのだが,この手帳,月曜始まりであることに気づかず,書く欄を間違える.また,24時間制で書いていないために時刻を間違って書いてしまう.オマケに,「列車早いのに替えられたぜ,イェ~!」と思ったら,変更で手帳がごちゃごちゃになる.

これからも,「アポが突然変わっちゃったぜ」とか「会議が無くなったぜ」という事態はいくらでもあり得る.

そこで,突然思い出した.「確か,消せるボールペンがあったはずだ」

コレがまた,妙な話なんですが,文房具として知ってたのではなく,そのインキ技術の話をどこかで読んだだけだったので,商品名が分からない.

困ったなあと思いながら,LOFTに行ってみたら,心配することはない,筆記具売り場のかなりの面積を割いて大々的に売り出していました.名前はフリクションボール.0.7mmと0.5mmがあったのですが,手帳に書くので細い方を買いました.それでも,太いんですけど,しょうがない.

さて,このフリクションボールですが,消しゴムで削り取るわけではありません.熱によって変色するインキを使い,摩擦熱で透明色に変わるようになっている,すなわち,消しカスが出ない.ペン先の反対側のラバー部で擦ると,面白いように見えなくなります.ちなみに,-10度以下でまた発色する事もあるそうな.......北海道で使えないよ!

メーカーであるパイロット株式会社は,このペンに関して特許をいくつも出していて,「可逆熱変色性」というのがそのキーワード.パイロット株式会社は,このインキを使ったボールペンの構造まで,関連の発明をたくさん出しています.

肝となるインキの仕組みですが,

  1. 電子供与性呈色性有機化合物
  2. (1)の顕色剤
  3. (1)と(2)による呈色反応の変色温度調整剤

をマイクロカプセルに入れた物です.おおざっぱに言うと,いつもは,(1)と(2)が一緒になることにより発色しています.ここに熱を加えると,(2)が(3)に溶けて(1)から引き離され,無色になるという理屈です.

この3成分を使うインクという発想は,昭和50年以前に出願があり(示温材料),その後,より発色濃度が良く,消したときの色残りが無い物を探し求めてきたという苦難の歴史があるようです.

長く記録に残したい物や,公式文書には向きませんが,手帳ぐらいでしばらく保てば良い物には向いているのでは?(もちろん,日々の手帳をそのまま連綿と長年の記録にする人はやめた方がいいと思う)

ちなみに,色は8色あるので書き分けも可能.替えインクカートリッジ(リフィルと言うらしい)方式です.

パイロット"フリクションボール"極細0.5mm

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| 雑記 |

2007年9月14日

何が言いたかったわけでもないです(その7)

「ついに登場黒い腹巻!」と読んでしまった.

伊達に頭痛はしていない.

……寝ます.

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| 雑記 |

2007年9月17日

「SRW」更新

SRW」『己の傷の下に恢復せよ』第八章始動.

しばらく止まるとか言ってたくせに,頭痛いことを理由に仕事もせずに昨日一日を費やしてしまった私を誰か許すと言ってくれ.

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| 更新情報 |

20才の大作に会った

『20才の大作に会った』という映画のプロモーションというかメイキングというかそんなTV番組を見ている夢を見ました.ちなみに,この題名がどこから沸いて出た物かはさっぱり分かりません.

主人公役の俳優は,真面目そうな爽やか好青年(ハイティーンぐらい)で,その人がインタビューに答えているところでした.

「最初は僕が演じるなんて思ってもみませんでした」

「文体も僕のイメージとは全然違っていて」

「でも,ある方(=本のファンらしい)から僕が主人公(=「大作」なのか?)の台詞をしゃべっているのを聞きたいと言われたんです」

ここで,そのファンの話になる.

それから,ストーリーや登場人物の紹介になるんですが,主人公の父親がゼンガーでした

台本に書いてあったんだよぅ~.「ゼンガー……主人公の父親」って.

ものすごいツッコミどころなんですが,夢だったからか,そこはスルー.

ただ,次の行に「実直な人物.借金は返さないことにしている 」と書いてあったので,思わず,何ぃ?!と思って,そこで目が覚めました.

分かんないぞ,大作~.そもそもどんな話なんだ,大作~.

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| 雑記 > こんな夢を見た |

2007年9月29日

富山-バーデンバーデン

本日より私は夏休みです.もはや10月になろうかという時分ですが,勤務先の決まり的には夏期休暇なんです.

ドイツに行きたいという願望はずいぶん前からあって,中学時代にはもう言っていたと思う.しかし,なぜそんなドイツびいきになったのかは定かではない.

なのに,今まで行っていなかった理由は,ドイツとひとくくりに言っても広いわけで(あ,でも日本より面積狭いんだよ.知ってた?),どこに行ったらいいものやら定まらなかったからである.

そして,今年ドイツに行くことにしたのは,4月異動により仕事が変わって忙しく(というより分かんなく)なってキレた勢いです.あとね,今は戻っちゃってるけど,予約した時はサブプライム問題とやらでユーロが153円ぐらいに下がってたんだよ(それでも前に比べれば高い).もう戻っちまったけど.

さて,行こうと決めた理由が理由だったので,もう,バーデンバーデンしか考えられなかった.温泉保養地.なんせ地名からして「お風呂お風呂」だもんねえ.昔世界史でローマ皇帝が風呂を作ったなんてのを習ったことがあるのですが,バーデンバーデンこそがその場所なのでありました.

いつもはそこそこ情報収集するのですが,今回は最後まで時間が取れず,荷造りさえ前日の夜に慌ててやってました.というか,2日前に次の日締め切りの仕事が入ったのがいけない.

手配は以下の通り.

30度近くあるところから最高気温17度などという土地へ行くため,コートや上着などのよけいな荷物が増えてお冠である.父上に持ち込み可能ギリギリの大きさのキャリーバッグを借りる羽目になりました.もっとも,私のキャリーバッグは壊れている(持ち手がひっこまない)ので選択の余地がなかったとも言う.

ちゃんと起きるか心配だったのですが,ちゃんと起きたよ,えらいぞ,自分.

飛行場までは父上に頼みました.早起き強要してすまんと言えばすまんかったけど,そもそも荷造りがまだだってのに「テレビの配線がたくさんあって線が余った」と言って,そこはかとなく「直してくれ」と主張されたからおあいこということで.(しかし,なぜあの年代の人ってのは素直に頼めないんだろう?勤務先の上司もパソコンの操作に困ると大きなひとりごとを言うんだよなあ)

ANAのスマートeサービスでは,成田-フランクフルト間しかチケットを受け取れなかったので,少々心配になっていましたが,購入時のお客様控えを渡したらちゃんと航空券をもらえました.携帯やANAのマイレージカード(ICチップ付き)で受け取るの好きなんだけど,今回,帰りはルフトハンザしか取れなかったから無理なんだろうなあ.

7:10 ANA882便で富山空港発.珍しく荷物が大きいので物入れに入れとくしかなかったんだけど,自分一人では上げられませんでした.どうも荷物の大きさが不満だ.そのうち小振りのキャリーバッグを買い換えよう.

特に遅れもせず,羽田に8時過ぎに到着しました.

前日にハタと「乗り換えの時間あんまりないような?」と気づいて怯え,しかも,一番速そうな羽田-成田間のリムジンバスは「満席の場合はご乗車できません」と脅し文句が書かれていたため心配だったのですが,ANAは第2ターミナルで,そこがバスの最初の停留所だったためか,ほぼ誰も乗っていませんでした.次のターミナルではわらわらと乗ってきてたけど.そもそもあんまり予約する人いないのかもしれない.成田まで3000円は高い部類だから.(ちなみに私の上司は成田までヘリを飛ばしたことのある人がいる.いくらなのかは知らない)

時間があまりなさそうなのも心配だったのですが,切符の自動販売機もすぐに分かったし,乗り場(7番)も外に出てすぐでした.

んで,もう一つ心配だったのが,バスで酔わないかということだったのですが,すぐに高速に乗っちまうので余り揺れもせず,快適でした.成田空港にはいる時に,お決まりのパスポートチェック.

利用するのはANAのフランクフルト行き直行便ですので,ターミナルは第1の南ウィング.バスだと2つめの停留所になります.とことこと歩いていって,スマートeピックアップとやらで携帯に取得した2次元バーコードを機械にかざしてハイ終了.搭乗券を受け取りました.いつも荷物は持ち込みのみなので,あとは両替両替.

ANAがここのターミナルに移ってから始めていったので,うろついてしまいましたが,銀行発見.これまでは1万円両替して出かけていたのですが,いつも現地でもう1回両替する羽目になるので,2万円を両替することにしました.

そしてふと気づいたのですが,両替のスプレッド3円?!おおう,しばらく現金両替なんてしてなかったから,異様に高く感じる.レートはは1ユーロ167.38円でした.トホホ.

様式に記入して列についたら,整理のおじさんが,「通貨はなんですか?」と訊くので,混乱して,「え?ユーロって何種類もあったっけ?」と思ったら,単におじさんがチェックを見落としただけでした.

順番が来たので行くと,2万円に85円を足したら切りが良くなるけどどうしますか?と言われ,結局,20085円が120ユーロになりました.10ユーロ札でもらったので,財布に6枚,鞄に6枚分けておきます.

大変珍しいことに,早起きして乗り物に乗った後だというのに異様に元気でした.どんなに元気だったかというと,腹が減って近くのサブウェイでバクバク食ってたぐらい元気でした.

間に合ってみれば,余り待ち時間のないちょうどいい乗り換え時間でして,ぐるりとお店をひとまわり見回して,すぐに出国手続きへ.前と違って手荷物に液体がある場合は100ml以下の容器を使い,40×40cmのジップ付きビニル袋に入れること(1つだけ持ち込み可),ということは知っていたのですが,それを手荷物から出して別検査することは知らず,ずいぶん奥に突っ込んでいたために荷物がえらいことになって大変でした.

搭乗もすぐに始まります.機内へのご案内は,ファーストクラスとか子連れの人が先に通されるけど,アレって嬉しいのかね?私は出来る限り機内にはいたくないから,最後の方がいいけどなあ.

予約が出遅れたため,通路側を取ることが出来ず,座席は窓側.真ん中席である隣のおじさんは旅慣れてそうな感じで,お盆の受け渡し手伝ってくれたりして感じのいい人でした.

搭乗したのは11:30フランクフルト行きNH209で,12時間のフライト.できるだけ寝るぞと思ったのに,ウトリウトリぐらいしか眠れませんでした.座席が狭いことよりも,シートベルトのせいで寝返りうてないのが辛い.電車だとわりと気持ちよくうっかり寝てしまうのに飛行機だと眠れないのは何故だろう.

物凄く揺れることはなく,しかも,寝られないにもかかわらずずいぶん元気で,2回出てきた機内食はガツガツ食ってました.ミネラルウォーターのペットボトルが出されたのですが,「どこの水か分からんパッケージやなあ」と思いながら文字のところを見たら,いきなり「入善」と書いてあってビビりました.おおう,富山の深層水が世界を飛ぶぞ.

機内で映画を3本見ました.『市民ケーン』『オーシャンズ13』『サーフズ・アップ』.『サーフズ・アップ』は日本では公開前かな.ペンギンがサーフィンする話だったけど,なんとなく世知辛いような.うーん.

ほぼ定刻通りの16:30過ぎにフランクフルト空港に着き,まずは入国審査です.日本人なので,Non-EUと書いた方に並びますが,EUの所のおじさんも空いていると子連れを優先的に呼んでいました.が,「ちょっと,そこのおじさん,呼ばれてんのあんたじゃないよ!!」という場面を何度も見ました.あさましいから大人しく並んどろ!

初めてなのか,審査官に何度もペコリペコリとお辞儀をしているお婆さんがいて,若い審査官が微笑んでいたのは微笑ましかったです.

機内持ち込みしか荷物はないので,さっさと空港を出て,めざせバーデンバーデン.

行く前に慌てて買ったガイドブックによると,近距離の駅と長距離の駅は違うとのことだったので,一所懸命Fernbahnhofという看板がないか探したのですが,見つかりません.しばらく歩き回って気づいたのですが,最初はともかくBahnhofの表示の通りに進み,しばらくするとFernbahnhof/Long Distanceという表示があるという寸法です.

その表示の通りに階段を上がりますと,自動販売機がありました.2台並んでいて,1台は人が使っており,1台は子供がいじくって遊んでおります.使い方に自信があれば,どいてくれと言ったんですが,なんせ,どいてもらってもちゃんと切符を買えるか分からない.迷っていると,後ろからあんちゃんが来て,「使うの?」という仕草をするので,頷くと,子供に注意してよかしてくれました.ありがとう,どっかのあんちゃん.でも,結局切符は買えなかったけどな.イヤ,駅名入れるのは分かったんだけど,今考えるとバーデンバーデンの綴り間違ってた.だから出なかったんだな.

しゃあないので,近くにあった「i」(どこ行ってもこのマークはTourist Informationのことだ)に入り,バーデンバーデンに行きたいんですと言うと,時刻表を出してくれて,「買うの?」「はい」「1枚?」「はい」「1等?2等」「2等で」「指定?自由?」「自由」という具合に,ICEの2等自由席を入手しました.39ユーロなり.途中でなんだかカルテがないかと訊かれましたが,ドイツに着いたばかりの上,事前の準備が何もないので鉄道で使うようなカルテに相当する物などあるわけがありません.「Nein」と首を振っておきました.

改札はありません.ホーム(Gleisと言うらしい)に出てみるとヒンヤリ寒い.それはもう,関東から秋に千歳空港に着いた人がJRのホームに出たみたいな感じです(喩えが分かりにくい).ごそごそと荷物からコートを取り出し(コレがまた,中学時代に通学に使っていた物なんだからイケてない),着込んでホームで待ちます.

やってきたICE 601号 Basel SBB行きに乗り込みます.Frankfurt Flughafen Fernbarnhofを17:54発.ICEは言わばドイツの新幹線です.2等の自由席でしたが,シーズンでないせいか,空いていました.最初,どっちに進むのか分からなくて逆向きに乗ってしまい,座席回らないのかと見回しましたが,回らないみたいっすね.その代わり,席があっち向いたりこっち向いたりいろいろでしたが.この辺り,スイッチバックがあるとみんなで一斉に座席を回す日本人とは発想が違うようで.しょうがないので後で席を替わりました.

改札にきた駅員さんが金髪の女性だったのを見た瞬間,突然「金髪のインゲよ」という台詞が浮かび,一人で笑っていました.(マンはソレしか読んでいない)

改札は何度もあるようでした.2回目に来た駅員さんにどうもよっぽど不思議そうな顔をしていたらしく,「何度もあるのよ~」と言われました.そうなのか.そのたびに切符を渡してパチリと日付が刻印されていきます.

座席にはIhr Reiseplanなるバンフレットがあり,これにそのICEの予定発着時刻や乗り換え案内が書いてありました.便利なんだけど,誰かが持っていったらそれっきりらしいというのが実にアバウト.

たいていの駅に数分止まるのも,乗客が乗るなり出発する日本とはえらい違いでのんびりしているなあと思いました.快適にBaden-Baden着.19:15也.

ホテルまではバスで行けるはずなのですが,調べていなかったし,疲れていたし,暗いところで分からずにウロウロしているのも危なかろうとタクシーを使うことにしました.

なぜか順番のタクシーがトヨタ製.

「Ich möchte nach diese Hotel gehen」

と住所メモった紙(というかオクトパストラベルで予約したときに発行された予約確認書)を見せると,

「OK」

さっそく後ろのハッチバックを開けるあんちゃんに心配になり,

「Wie viel kostet es?」

「Umm...about eleven」

なあ,さっきから何で私がドイツ語しゃべってあんちゃんが英語でしゃべってんの?

ちなみに,荷物を入れたときにハッチバックの扉が降りてきて頭ぶつけたんですが,あんちゃん笑ってました.怒るべきなのかもしれませんが,なんせ,あんちゃんも隣で頭ぶつけてるので笑うしかないというかなんというか.

ホテルは車だと10分ほどで,直ぐに見つかりました.「10.6ユーロだよ」と言われて20ユーロを渡したら,「1ユーロ持ってない?」「ありません(私ゃドイツに着いたばっかなんだよ!!)」「お釣り無いんだけど」

「いいよ,コノヤロウ,全部チップだ」と思っていたら,兄ちゃんゴソゴソと9ユーロ探し出しました.あるんなら最初に出してください.頼むから.

泊まったホテルはBayerischer Hofです.Badeb-BadenのメンストでもあるLange Straße 沿い,Festspielhausの真向かいの角にあります.バス停もホテルの前で,駅行きのバスもほぼ10分ごとに来ますし,中心地のLeopolds Platzも歩いて10分ほどです.

ホテルに行って予約確認書なるものを差しだしましたら,チェックインの紙を書いてすぐに鍵を渡されました.どうもドイツ人も外人だ~と思ったら英語をしゃべるようです.まあ私もドイツ語は片言なので,その方がいいと言えばいいんですが,中途半端にドイツ語が分かるのでチャンポンなうえ,咄嗟に英語も出てこないという不自由な状態にありました.ううん.

部屋は2階で,入ろうとしたら,鍵が開かない.おおう.しばらくガタガタやっていましたが,しょうがないのでフロントに戻って兄ちゃん呼んだら,兄ちゃん直ぐ来てくれるのはいいんだけど,階段を颯爽と上っていくよ.待って~,私には荷物があるんだよ~.んで,兄ちゃんもガタガタやって,なんか「引っ張れ」と言われたのは分かったけど,もう眠かったので,まあいいや開いたんだからと中に入り,入った途端に,なんとなく後悔しました.

いえね,部屋は清潔でしたよ.ただね,清潔な学生寮という感じだったんですよ.天井は高く,床はフローリングで寒々としていました.冷蔵庫等は無し.部屋に風呂が無くシャワーだったのを見てから,「バーデンバーデンなんだから風呂は外だろうからいいや」と,このホテルにしたのを思い出しました.

うう,せっかくの温泉保養地なんだから,豪華ホテルにしてもよかったんじゃなかろうか.

あげくにベッドのそばの明かりに電球が入ってない.どう見ても入っていない.いい加減眠かったので,明日言おうと考え,机のそばのランプから電球ひんむいて移植して使いました.(お客さん,お客さん)

ここは無線LANが使えると言うことでしたが,MURAMASA君を起ち上げたところ,セキュリティがかかっている無線局しか見つからない.う~ん,パスワードいるんかなあ.それもまあ眠いから明日,明日.

パジャマを忘れなかった自分を褒めながらベッドに飛び込みました.

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