和菓子手づくり体験

金沢は兼六園のすぐそばに石川県観光物産館なるところがあるんだけど,そこではいろんな体験コーナーがある.そこの和菓子手づくり体験をしてきた.作るのは練り切り.和菓子はたいてい嫌いな物の方が多いんだけど,練り切りには目が無い.本当に目が無い.

作るお菓子は季節に合わせた物が選ばれるようで,違う日なら違う物を作るようだ.行った時は青梅とあやめとあじさいだった.お手本が置いてある.

菓匠高木屋の職人さん作.

テーブルには材料と道具が全部揃っている.

練り切りあん,ビニール手袋,濡れ布巾,ラップ,こし器,お持ち帰り用の箱.

ビニール手袋は職人さんは使わないんだろうけど,お客さんはどこ触ってきたか分かんないからあるんじゃないかな.お持ち替える用の箱にはお土産用に商品の饅頭が1つあって,残り3つを自分で作って詰めるのである.

材料の餡はカラフル.

1つのお菓子の材料ごとに紙カップで分けられていて至れり尽くせり.

では,最初に青梅から.

材料は外側に来る大きな緑の餡,小さい黄色の餡,中に入れる黒い餡.

黄色い餡は次のアヤメ用でもあって,半分に分ける.

どの手順でも,最初に全部丸めて,それから必要に応じて潰して円形にしてた.今回はまず緑を平円にして,その中央に黄色の平円をのせ,黄色の縁は緑の円に馴染むようにぼかす.この辺,絵と一緒.ぼかしが終わったら,もうちょっと大きくなるように押し潰してから黄色の餡で模様をつけた方が外側になるように引っ繰り返して,そこに黒い餡を置いて包む......んだけど,平円が小さくて包むのに苦労する.どうにか無理矢理包んだら,奇麗になるように丸める.その丸めた緑玉の上に濡れ布巾を載せてから端で真ん中を5mmほど押し込むと,良い感じにヘタの部分の窪みになる.そうして,三角柱の棒で下から上まで1本筋を入れてできあがり.

黄色を伸ばしすぎて緑がほとんど無く,青梅というより熟れてしまった梅だ......

気を取り直して今度はあやめ.

青梅の時に取り分けた黄色の餡,外側の紫の餡,中に入れるのは芋の餡.

中に入れる芋餡,美味しいんだ,これが.後で食べた時,分かるほど芋の味がした.

まあ,まずは作る.

青梅と同じ要領で,紫の餡の上に黄色い餡を乗せてぼかし.芋餡をくるんで――今度は大きく伸ばしたつもりだったのにまた苦労した――丸める.そうしたら,今回は布で包んで上でねじって茶巾絞りで皺を写し――写し――なんか上手くいってる気がしない.しかし,やっちゃったもんはしょうがない.で,最後に三本の指でギュッとつまんであやめの形を作って開けてみると――

うむ,また黄色が大きすぎる気がするね!そして,思った通り,皺がうまいこと上の方に写ってないね!いいよ,全部 餡だから食べたら同じ味だよ!

最後ー.あじさいを作ります.

外側用のピンクと白の餡が同量,それより小さい粒あんが少量.

まず全部丸める.白いのとピンクのは平円にして重ねる.そうして漉し器にの上に乗せてぎゅっと押し込む.ここだけは機械的にできるから上手くできるんだ.これは有り難い.で,丸めた黒い漉し餡に箸で植え付けていくんだけど――

うまく付かないからってのじってると,せっかく作った花びらの部品が滑らかになっちゃって角が無くなるのであった.

職人さんの手元はモニタでアップで観られるので,分かりやすいんだけど,手早すぎて,待って待って~!と内心叫んでた.でも,きっと,リズムみたいのがあって,職人さんにはあれがベストの速度なんだろうなあ.あと,さんざん「こねすぎると温かくなります.粘土のように思えてきますが,食べ物なのを忘れないで」と言ってたんだけど,どうも温度上がりすぎると痛みやすくなるようだ.

てなわけで,やっぱり上手くいかなかったけど,面白かった.

日時: 2016年5月22日 | 旅行記 |

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